病院の沿革、特徴

昭和23年8月より、香川県立中央病院が発足し,歯科診療の需要の増加にて、院内、院外の患者を外来で一次治療を中心に行っていた。 その後、歯科医師過剰時代を迎えるとともに、病院歯科の役割が、一般歯科治療から2次的ケアを中心とした治療へと変化し、 昭和57年頃より口腔外科を主とした治療を開始した。現在では、地域の歯科診療所と病診連携を計り、 歯科の2次医療機関として、7床の病床数を基に、平成30年度の外来初診患者数6,426人、紹介患者数3,601人で、紹介率は約56%であった。

施設の概要

• 常勤歯科医師数 7名（研修医を含む）
• ユニットチェア 4台
• 病床数 7床
• 平成30年度 手術室手術件数1,030例
• 平成30年度 入院患者数1,073例

研修プログラム責任者

古木良彦（歯科、歯科口腔外科部長）

研修目標

研修期間に臨床歯科医として、一通りの対応、処置ができる内容を研修し、さらに専門的な分野である外傷やインプラント手術を含む歯科口腔外科領域を研修することにより、入院など全身管理下での歯科口腔外科診療が行えることを目標とする。また、医の倫理を理解し、患者や家族、他の医療スタッフと協調していける歯科医師を育てる．医療事故やミスなどに際しては迅速、適切に対応できる能力を身につけ、研修期間に多くの疾患や症例を経験し今後の歯科医師人生の基盤を養う。