PETとはPositron Emission Tomography (陽電子放射断層撮影)の略で、FDGとよばれるブドウ糖によく似た性質の放射性医薬品を体内に注入することにより、がんを発見する検査です。
がん細胞は、通常の細胞の何倍も多くのブドウ糖を消費することから、ブドウ糖によく似たFDGの腫瘍への取り込みを捉えて画像化することにより、がんの疑いのある個所を特定します。このため、通常の検診では調べない部位のがんを検出することができます。体への負担が少なく、一度の検査で全身病変を診断できるのが大きな特徴です。
PET-CTは、PETの装置とX線CT(Computed Tomography:コンピュータ断層撮影)が一体となった装置です。FDGが集まる様子を検査するPETと、臓器のかたちを検査するCTを併用し、画像を重ね合わせたりすることにより、がんのより正確な位置を見つけることが出来ます。
がんの種類により、検査が有効である場合とそうでない場合があります。一般に、早期胃がんや泌尿器系のがん(腎臓がん、膀胱がん、前立腺がん)などは不得意とされています。
検査項目 | 基本料金 |
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PET-CT検査 | ¥101,200 |
※消費税および地方消費税10%を含んだ金額です。
※オプション検査項目はありません。