マンモグラフィ(乳房専用のX線撮影)
マンモグラフィ検診精度管理中央委員会の施設画像認定を更新し、講習及び認定を受けた読影医師と女性の撮影技師によりマンモグラフィ検査を行っています。安定した質の高い画像の提供に努めています。
乳房撮影の目的と方法
乳がんの早期サインである微小石灰化や腫瘍をX線撮影に写し、診断するためです。
乳房を片方ずつ、撮影台と透明なプラスティックの板ではさんで、乳房を平らにして撮影します(これを圧迫といいます)。
圧迫の利点
- 写真の画質が良くなります。
- 乳房内部の様子を鮮明に写します。
- 放射線被ばく線量を少なくすることができます。
- からだの動きによるボケを防止します。
撮影時のお願い
圧迫の際に痛みを伴うことがありますが、痛みの感じ方は人によって違います。検査全体は10分程度かかりますが、圧迫をしている時間は数十秒です。生理前の1週間を避けると痛みが少ないようです。乳房の大小にかかわらず、撮影は可能です。マンモグラフィにより、視触診ではわからない早期がんの発見が可能になります。