一般撮影・X線TV撮影
当院ではエックス線撮影のコンピュータ画像処理システムに、CRシステムを採用しています。コンピュータ画像処理をすることで、低被ばくで高画質な画像を提供し、精度の高い診断に寄与しています。
また、撮影されたエックス線画像やX線TV画像を院内コンピュータネットワークを通じてスピーディに各科に提供しています。
一般撮影
一般撮影は他の検査に比べると、最も手軽に画像情報を得ることができます。この検査に使用するX線(放射線)では、被ばくを伴いますが、放射線障害の心配はほとんどありません。診療放射線技師は、被ばくのリスクを最小限に抑える努力をしています。
口腔外科専用多軌道パノラマ撮影や断層撮影も行っています。
X線TV撮影
透視撮影検査は、造影剤(バリウムなど)を使用することで、胃・十二指腸・小腸・大腸・肝臓・胆のうなどの内臓をそれぞれ検査することが出来ます。 DR(デジタル・ラジオグラフィー)を使用することでデジタル画像のX線写真を提供することも可能です。
骨密度測定
骨密度測定は骨の中にあるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分量を計る検査です。
骨の強さは太さではなく、これらミネラル成分の密度に関係し、減少すると骨がもろくなり折れやすくなります。この状態が骨粗鬆症です。
骨粗鬆症の原因として、閉経や加齢によるエストロゲン(女性ホルモン)の分泌低下や妊娠や授乳に伴う骨代謝の変化、その他運動の有無やカルシウム摂取頻度(特にダイエットによる栄養障害)などがあげられます。
当院ではDEXA法(Dual Energy X-ray Absorptiometry)という高低2種類のエネルギーのX線吸収率の差から骨密度を測定する、非常に精度の高い装置を使用しています。