最終更新日:2022/03/15

医療関係者の皆様へ

麻酔科では手術麻酔、ICU管理を行っております。ICUには24時間体制で専従麻酔科医師が常駐しており、一般病棟およびHCUへの退室が可能な状態になるまで、患者を治療管理しています。一方、手術室では、1名以上の医師が1名の患者の手術麻酔を行っております。

初期研修医は約2か月の麻酔科研修の間に、気道確保をはじめとした蘇生と全身管理に必要な技術を経験し、知識を習得します。術前訪問を通して、合併症を有する患者の全身状態を把握し、その内科的疾患と薬剤に関する知識も得ることができます。術後には、術後鎮痛を通して、鎮痛に必要な知識と経験が得られますし、術前からみることで周術期の全身管理を理解しやすくなります。

また初期研修医、後期研修医、他科の医師も希望があれば1か月~の集中治療研修を受けることができます。その場合ICUにいる麻酔科医師に、いつでも治療方針について相談できますし、指導を受けながら手技をおこなえますので、十分な研修が可能だと思われます。

当院は日本麻酔科学会の認定を受けた施設であり、麻酔科認定医に必要な資格の習得が可能です。皆様とともに、これからも安全で質の高い医療を提供していきたいと思います。研修希望等ございましたらお気軽にご相談ください。