最終更新日:2022/07/29

出前講座

脳神経外科で扱う病気は、脳卒中のほか、脳腫瘍、頭の外傷などがありますが、なかでも脳卒中は、もっとも身近な病気で、気になる方もたくさんおられると思います。2020年には「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法」が施行され、脳の病気に対する意識は高まっていると思います。
脳神経外科で扱う病気は、脳卒中のほか、脳腫瘍、頭の外傷などがありますが、なかでも脳卒中は、もっとも身近な病気で、気になる方もたくさんおられると思います。2020年には「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法」が施行され、脳の病気に対する意識は高まっていると思います。

連絡先: 香川県立中央病院 総務課 案内ページへ➡ 出前講座ページ

タイトル 内容
以下が、講座タイトルのリストです。そのほか、リクエストに応じてアレンジできます。

1.脳の病気について
脳神経外科で扱う頭の病気は、脳腫瘍、脳卒中、外傷、脊髄、機能的外科などです。脳神経外科治療全般のお話をします。

2.脳の救急医療 ―脳卒中と外傷ー
突然の脳の病気・けがにみまわれることがあります。脳を護るためには時間との勝負です。

3.脳の病気で倒れないために −脳ドックのすすめ−
脳卒中など脳の病気の多くは、生活習慣病のコントロールにより予防できます。またドックを受診することで発症前に脳の病気をみつけて治療することができます。

4.脳卒中の診断と治療
脳の血管の老化を動脈硬化とよびます。動脈硬化は脳卒中の原因になります。脳卒中には、血管がつまるタイプと血管が破れるタイプがあります。脳卒中の基本と、治療法、予防法についてお話しします。

5.ドクターヘリ時代の脳卒中診療
2022年4月、全国最後のドクヘリ導入となった香川県。1分1秒を争う脳卒中の治療の現場で、ドクターヘリは大活躍します。

6.ポストコロナの脳卒中
コロナ渦が長引き、食生活の変化、運動不足、受診控えなどにより、生活習慣病が悪化すると、脳卒中の発生リスクは高まります。今こそ、予防に向けて動き出すときです。

7.脳動脈瘤とくも膜下出血の治療
くも膜下出血の原因のほとんどは脳動脈瘤の破裂です。安全性の高い手術方法、カテーテル手術など、最新の治療法について解説します

8.脳卒中とリハビリテーション
脳卒中はときとして重い神経障害を残しますが、適切なリハビリテーションを行うことによって、最大限の回復を得ることができます。後遺障害の種類と、それに対するリハビリテーションの有効性について解説します

9.認知症 −手術で治るもの・治らないもの−
認知症または認知機能障害は、さまざまな原因でおこります。あきらめてしまわないで、まずは脳外科で検査をしてみましょう。なかには手術で治る病気も隠れています

10.こわい頭痛・こわくない頭痛
頭痛の原因は様々。なかには放置したら命にかかわるものも。まずは頭痛のタイプを知りましょう。正しい治療には、まず原因の診療から。

11.健康起因事故ってなに?
交通事故が減少傾向にある中で、社会的に注目されている原因があります。それは、ドライバーの病気により発生する「健康起因事故」です。もし運転中に脳卒中になったら、車をコントロールすることができなくなり、自分もさることながら、周囲の人も命の危険にさらしてしまう可能性があります。実態を知り、ひとりひとりが意識して予防することで撲滅できる事故です。自動車を使う事業者の方にも、一般の方にもぜひ知っておいていただきたい内容です。