脳血管内治療
脳血管内治療とは、超極細のカテーテルを頭蓋内血管まで挿入し、レントゲン透視下に血管内部から脳血管障害などを治療する新しい治療法です。皮膚切開を行うことなく行うことができ、低侵襲(負担が少ない)な治療です。この治療法によって従来の開頭手術では困難であった疾患が治療可能になってきています。対象疾患には脳動脈瘤、頭部や頚部の血管狭窄、急性期の脳梗塞、脳・脊髄動静脈奇形、硬膜動静脈瘻、脳腫瘍などがあります。
当院では2014年3月新病院移転に伴い最新の血管撮影装置が導入されより精度の高い治療を行っています。
それぞれの疾患において開頭術・血管内治療等どの治療法がより患者さんに適しているか、十分検討したうえで方針を決定し治療を行っております。