最終更新日:2022/03/15

不整脈

不整脈の治療では、(従来の薬物療法に変わり)カテーテルで根治するカテーテルアブレーション※(心筋焼灼術)にも積極的に取り組んでいます。

当院では、2012年からアブレーション治療を行っています。心房細動という不整脈に対しても積極的にカテーテルアブレーション治療を行っています。

用語説明

■経皮的冠動脈形成術(PTCAあるいはPCI)
カテーテルの先端についているバルーン(風船)で冠動脈の狭窄病変や閉塞病変を拡げる治療法です。 ステント:バルーンに綱目状になった金属「ステント」を装着し、血管内にステントだけを残して血管を広げる治療法です 。

■ロータブレーター
小さなダイヤモンドチップで被われたカテーテル先端部を高速回転させ、狭窄部位の石灰化病変を削りとる治療法です。特にPTCAが不向きな固い病変に有用です 。

■カテーテル・アブレーション
頻脈性不整脈の冶療に対して施行しますカテーテルの先端に電極が付いており、高周波発生装置で通電(40~50ボルト、20~30ワット)し、50~80度の熱で頻脈性不整脈の原因となっている副伝導路(太さ約1ミリ)の神経線維を焼き切ります 。

冠動脈ステント治療

バルーンで血管を拡げ、ステントを挿入し、血管の中が拡がった状態を保つ、冠動脈ステント治療をします。