最終更新日:2022/10/31

腎臓(おしっこの病気)

 おしっこの病気は発熱や排尿時痛などの症状がある尿路感染症を除くと、自覚症状に乏しく、病気にかかっている方も他の方と変わりなく過ごせている場合が多いです。それは、数年後には尿が出せなくなるような重篤な病気でも、その期間のほとんどで自覚症状がないことが珍しくありません。しかも、倦怠感や尿量が減るなど症状が現れた後では腎臓の回復が難しいような場合もよくあります。そのため子どもの医療現場で広くいわれる「元気だから大きな問題はない」の原則に当てはまりません。
腎臓の病気は尿の異常から始まることが多く、検尿に異常がある場合は、元気そうに過ごしていても検査や治療が必要になります。
 伊藤医師・宮井医師が主に担当しています。腎臓外来は火曜日午後ですが、それ以外の曜日でも対応致しますので小児科外来にお問い合わせください。