診療内容
診療科長(部長)赤木 史郎
放射線科には6名の医師が在籍しており、診断部門では主にCT、MRI、PET/核医学検査の画像診断、主治医への結果報告を行っています。また、交通外傷や術後出血などに対する動脈塞栓術、膿瘍ドレナージ、病理診断のためのCTガイド下生検などの種々のインターベンショナルラジオロジー(IVR)も行っています。放射線治療部門では、主にがんに対して外部照射と密封小線源治療を行っています。通常の外照射、腔内照射に加え、定位照射、婦人科組織内照射も施行可能です。
画像診断部門
当院には256列、128列、64列のマルチスライスCTが計3台、静磁場強度3テスラのMRIが1台、1.5テスラのMRIが1台、核医学に用いるSPECT装置が2台(うち1台はCTを内装)、PET/CT装置が1台あり、全身の精密な画像検査を行っています。各検査で得られた画像は終了後すぐに読影室に転送され、放射線診断専門医が画像を読影、診断します。それらの診断の結果報告書は、電子カルテを通じて主治医に返されています。
検査の目的となる臓器の病気の診断はもちろんのこと、その他の部位でも画像上の病変を発見、診断しています。
脳外科および呼吸器外科が行っている、頭部および胸部CTの共同利用においても、診断を担当しています。
インターベンショナルラジオロジー(IVR)部門
IVRでは主に穿刺をすることで治療を開始し、低侵襲な加療が可能です。放射線科では、病理検査のためのCTガイド下生検術、消化管出血・産科出血・喀血・交通外傷・術後出血など様々な出血に対する動脈塞栓術や、膿瘍のドレナージ術などのIVRを主体に様々な検査、治療を行っています。
放射線治療
放射線治療では、主にがんに対して外部照射と密封小線源治療を行なっています。外部照射では、ともに最新鋭の放射線治療装置である「ノバリスTx」、「エレクタ・シナジー」を用い、基本的に平日毎日行います。通常の外部照射に加え、X線写真やCTを用いて照射位置をより正確に合わせる画像誘導放射線治療や、脳・肺・肝臓の比較的小さながんのみに集中してピンポイントに大線量の放射線治療を行う定位照射、放射線を当てたくない臓器の放射線量を減らすことができる強度変調放射線治療(IMRT)を行っています。密封小線源治療はRALSを用いての治療で、基本的に週に1回行います。主に子宮頸癌に対して行っており、日本婦人科腫瘍学会専門医と協力して行っています。
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実績
放射線科、画像診断部門での画像診断件数(CT、MRI、核医学)、 インターベンショナルラジオロジー(IVR)部門でのIVR件数(血管系、非血管系)、 放射線治療部門での放射線治療件数(外照射、内照射)について、過去5年間の実績は下記のとおりです。
診療予定表
午前
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
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大川 広 | 井原 弘貴 | 大川 広 | 大川 広 | 井原 弘貴 |
午後
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
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治療設定 | 治療設定 | 治療設定 | 治療設定 | 治療設定 |
※医師が学会等出張の場合、休診となることがあります。
○受付時間は午前8時15分~午前11時
(再来受付機 予約診療:午前8時15分~午後4時
予約外診療:午前8時15分~午前11時)
スタッフ紹介
あかき しろう
赤木 史郎
しおで つよき
塩出 壮
たじり のぶひさ
田尻 展久
いはら ひろき
井原 弘貴
おおかわ ひろ
大川 広
やまだ まさのり