当センターの歴史は、昭和42年に開設された香川県成人病センターにさかのぼります。 その後、平成2年に香川県立がん健診センターが設立され、各種がん検診の中核施設としての役割を担ってきました。 平成26年に香川県立中央病院に統合移転して現在の形となりましたが、今や国民の2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなる時代です。 がん検診の果たす役割は今まで以上に重要となっています。 今後とも、がんの早期発見、早期治療に役立てるように力を尽くしてゆきたいと存じます。 なお、当院の特色として、全身のがんを一度にチェックできる、PET-CTコースがあります。 すべてのがんが検出できるわけではありませんが、がん検診のひとつとしてご活用ください。
一方、当院はがん診療のほか、救急医療でも中核施設の役割を担っています。 かつて死因の1位を占めた脳血管疾患に対しては、その予防を目的とした脳ドックコースがあります。 脳血管の危険個所のチェックを主体に生活習慣病の健診も行えます。
今後とも、精度の高い検診を提供できるように心がけてまいりますので、よろしくお願いいたします。
2019年4月1日 検診センター長 蓮井 利実
沿革
昭和42年5月 | 香川県成人病センター設立 |
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平成2年8月 | 香川県立がん検診センター設立 |
平成26年4月 | 香川県立中央病院検診センター設立 |