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がんゲノム医療連携病院に指定されました。
平成30年10月1日付で香川県立中央病院は、厚生労働省より「がんゲノム医療連携病院」に指定されました。四国の自治体病院としては初めての指定になります。
香川県立中央病院では、8月に県内で初めて「がんゲノム医療センター」を設置し、がんゲノム医療外来を開始したところです。合わせて、「がんゲノム医療中核拠点病院」である岡山大学病院の連携病院に指定されるよう、同病院を通して、厚生労働省に対し指定申請を行い、このたび「がんゲノム医療連携病院」に指定されました。
岡山大学病院の連携病院として指定を受けたことで、拠点病院の協力のもと、がん患者さんの遺伝情報を調べ、個々に最適な治療薬を選ぶことが可能となります。
具体的に、「がんゲノム医療連携病院」は、遺伝子一括検査により100種類以上の遺伝子を一度に調べ、変異を突き止めるとともにその分析を拠点病院と連携して実施することで、それぞれに適した治療薬を選定し、効率的で効果的な治療を行います。
【がんゲノム医療センターの概要】
○目的
「がんゲノム検討会」や「がんゲノム医療外来・遺伝カウンセリング外来」の運営等
○がんゲノム医療外来の流れ
1.がんゲノム医療外来受診
個人からではなく、当院医師または他の医療機関からの申込みを受けて受診日を決めます。受診の際に複数の検査方法からどの方法を選択して解析を行うかを相談して決定します。
2.核酸抽出・ゲノム解析
生体試料(腫瘍)から核酸(DNAなど)を抽出して、委託業者でゲノムのデータの解析を行います。
3.がんゲノム検討会・報告作成
各種専門領域の医師、医療従事者などで構成される拠点病院(岡山大学病院)のがんゲノム検討会や当院での検討会により、遺伝子変異の有無をもとに治療方針などを議論し、報告書を作成します。
4.結果説明・紹介医への報告
がんゲノム医療外来で患者等に結果を説明し、紹介医へ報告します。
詳しくは次のサイトをご覧ください。