病院のご案内

医療の質の評価 Quality Indicator

1.患者満足度(外来患者)
2.患者満足度(入院患者)
3.死亡退院患者率
4.入院患者の転倒・転落発生率、転倒・転落による損傷発生率
5.褥瘡発生率
6.救急車・ホットラインの応需率
7.特定術式における手術開始1時間以内の予防的抗菌薬投与率
8.特定術式における術後24時間(心臓手術は48時間)以内の予防的抗菌薬停止率
9.糖尿病患者の血糖コントロール
10.退院後6週間以内の救急医療入院率
※当院は日本病院会のQIプロジェクトに参加しています。

患者満足度(外来患者)

指標の説明

当院では、毎年2回当該調査を行っています。 「この病院について総合的にはどう思われますか?」の 質問にたいして「満足、やや満足、どちらともいえない、やや不満、不満」 の5段階評価で行っています。

算出方法

分子:この病院について総合的に、満足またはやや満足と回答した外来患者数
分母:患者満足度調査に回答した外来患者数(未記入患者を除く)

値の解釈

より高い値が望ましい。

年度 満足度
平成28年度 82.3%
平成27年度 80.3%
平成26年度 82.9%

患者満足度(外来患者)グラフ

患者満足度(入院患者)

指標の説明

当院では、毎年1月に当該調査を行っています。 「この病院について総合的にはどう思われますか?」の 質問にたいして「満足、やや満足、どちらともいえない、やや不満、不満」 の5段階評価で行っています。

算出方法

分子:この病院について総合的に、満足またはやや満足と回答した入院患者数
分母:患者満足度調査に回答した入院患者数(未記入患者を除く)

値の解釈

より高い値が望ましい。

年度 満足度
平成28年度 95.4%
平成27年度 96.8%
平成26年度 90.7%

患者満足度(入院患者)グラフ

死亡退院患者率

指標の説明

当院で入院された患者さんのなかで、死亡された件数の占める割合です。
病院ごとに搬送される患者さんの重症度は異なるため、重症患者さんを多く受け入れる病院では高くなることがあります。 この指標は病院間の数値比較より、当院における年毎の割合変化に着目しています。

算出方法

分子:死亡退院患者数
分母:退院患者数

値の解釈

より低い値が望ましい。

年度 死亡退院患者率
平成28年度 2.1%
平成27年度 2.4%
平成26年度 2.7%

死亡退院患者率グラフ

入院患者の転倒・転落発生率、転倒・転落による損傷発生率

指標の説明

転倒・転落の指標としては、入院患者への障害に至らなかった転倒・転落事例の発生率と、 転倒・転落によって入院患者に障害が発生した損傷発生率との両者を指標とします。 これらの事例を分析することにより、転倒・転落発生要因を調査分析し、 予防策を実施してリスクを低減していく取り組みを行います。

算出方法

・発生率
分子:医療安全管理室へインシデント・アクシデントレポートが提出された転倒・転落件数
分母:入院患者数
・損傷発生率
分子:上記のうち、損傷レベル2(打撲痕、擦過傷などの軽度損傷)以上の患者数
分母:入院患者数

値の解釈

より低い値が望ましい。

年度 入院患者の転倒・転落発生率 入院患者の転倒・転落による損傷発生率
平成28年度 0.72% 1.83%
平成27年度 0.56% 2.02%
平成26年度 0.46% 1.91%

入院患者の転倒・転落発生率、転倒・転落による損傷発生率グラフ

褥瘡新規発生率

指標の説明

褥瘡(床ずれ)は、看護ケアの質評価の重要な指標の1つとなっています。 褥瘡は患者のQOL(生活の質)の低下をきたすとともに、感染を引き起こすなど治療が長期に及ぶことによって、 結果的に在院日数の長期化や医療費増大にもつながります。 そのため、褥瘡予防対策は、提供する医療の重要な項目の1つにとらえられ、1998年からは診療報酬にも反映されています。 褥瘡の新規発生率については国内で統一した算出方法がないため、2010年に日本病院会で作成した新たな定義(下記算出方法参照)で算出しています。 褥瘡の深度については、日本褥瘡学会のDESIGN-R(2008年改訂版褥瘡経過評価用)分類で判定しています。

算出方法

分子:分母対象患者のうち、d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡の院内新規発生患者数(持ち込み褥瘡は除く)
分母:入院延べ患者数(日帰り入院・対象期間より以前に褥瘡発生した継続入院患者を除く)

値の解釈

より低い値が望ましい。

年度 褥瘡発生率
平成27年度 0.04%
平成26年度 0.03%

褥瘡新規発生率グラフ

救急車・ホットラインの応需率

指標の説明

当院では、救急車の受け入れ要請については可能な限り受け入れるよう、取り組んでいますが、 残念ながら、全ての救急車の受け入れができるわけではありません。 本指標の向上は救急診療に携わる医療スタッフの人数、診療の効率化、 入院を受け入れる病棟看護師や各診療科の協力など、さまざまな要素がかかわります。

算出方法

分子:救急患者のうち救急車で来院した患者数
分母:救急車受け入れ要請件数(ホットライン件数含む、ヘリ搬送件数は含まない)

値の解釈

より高い値が望ましい。

年度 救急車・ホットラインの応需率
平成28年度 79.90%
平成27年度 82.50%
平成26年度 86.30%

救急車・ホットラインの応需率グラフ

特定術式における手術開始1時間以内の予防的抗菌薬投与

指標の説明

手術後に手術部位感染が発生すると、入院期間が延長し、入院医療費も増大します。手術部位感染を予防する 対策の1つとして手術前後の抗菌薬投与があります。 手術執刀開始の1時間以内に適切な抗菌薬を静脈注射することで、 血中および組織中の抗菌薬濃度を適切に保ち、手術部位感染を予防することで入院期間の延長や、 医療費の増大を押さえることが出来ると考えられています。

算出方法

分子:手術執刀開始前1時間以内に予防的抗菌薬が投与された患者数
分母:入院手術を受けた患者数(18歳未満、長期入院患者数、緊急手術、帝王切開等を除く)

値の解釈

より高い値が望ましい。
※特定術式とは、冠動脈バイパス手術、その他の心臓手術、血管手術、股関節人工骨頭置換術、膝関節置換術、 大腸手術、子宮全摘除術を指します。(出展・参考:日本病院会QIプロジェクト)

年度 予防的抗菌薬投与率
平成28年度 97.2%
平成27年度 99.4%
平成26年度 96.5%

特定術式における手術開始1時間以内の予防的抗菌薬投与率グラフ

特定術式における術後24時間以内の予防的抗菌薬停止率

指標の説明

手術後に手術部位感染が発生すると、入院期間が延長し、入院医療費も増大します。手術部位感染を予防する 対策の1つとして手術後の抗菌薬投与があります。 しかし、抗菌薬を不必要に長期投与することで、抗菌薬による副作用の出現や耐性菌の発生、医療費の増大につながります。 一般的には、非心臓手術では術後24時間以内、心臓手術では術後48時間以内に抗菌薬を中止することが推奨されています。

算出方法

分子:術後24時間(心臓手術は48時間)以内に予防的抗菌薬が中止された患者数
分母:入院手術を受けた患者数(18歳未満、長期入院患者数、緊急手術、帝王切開等を除く)

値の解釈

より高い値が望ましい。

年度 予防的抗菌薬停止率
平成28年度 22.8%
平成27年度 22.3%
平成26年度 27.8%

特定術式における術後24時間(心臓手術は48時間)以内の予防的抗菌薬停止率グラフ

糖尿病患者の血糖コントロール率

指標の説明

糖尿病の治療には運動療法、食事療法、薬物療法があります。 比較的数値化が容易な薬物療法について血糖コントロールの状況を測定します。 糖尿病患者の血糖コントロールは国際基準(NGSP)によるとHbA1cを6.5%以下に維持することが推奨されています。 したがってHbA1cが7.0%以下にコントロールされている患者の割合を調べることは、 糖尿病診療の質を判断する指標の1つであると考えられます。 ただし、インスリンが必要でも打てない高齢者、認知症があり食事をしたことを記憶できない患者、 狭心症があるため、血糖は高めにコントロールした方が安全である患者など専門医があえてHbA1cを高めに維持している患者もいます。 全ての患者に厳格なコントロールを求めることが正しいとは限らないことも忘れてはなりません。

算出方法

分子:HbA1c(NGSP)の最終値が7.0%未満の外来患者数
分母:糖尿病の薬物治療を施工されている外来患者数

値の解釈

より高い値が望ましい。

年度 血糖コントロール率
平成28年度 58.3%
平成27年度 59.0%
平成26年度 61.2%

糖尿病患者の血糖コントロール率グラフ

退院後6週間以内の救急医療入院率

指標の説明

患者の中には、退院後6週間以内に予定外の再入院をすることがあります。 その背景としては、初回入院時の治療が不十分であったこと、 回復が不完全な状態で患者に早期退院を強いたことなどが考えられます。 入院中に患者さんが十分な治療を受けて退院することができているのか検討する指標になります。

算出方法

分子:退院後6週間以内の救急医療入院患者数
※平成26年度は救急医療入院以外の予定外入院を含む
分母:退院患者数

値の解釈

より低い値が望ましい。

年度 救急医療入院率
平成28年度 1.34%
平成27年度 1.52%
平成26年度 4.26%

退院後6週間以内の救急医療入院率グラフ

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