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ほじょ犬(身体障害者補助犬)の受け入れについて
当院では、ほじょ犬(身体障害者補助犬)の同伴を受け入れています。
ほじょ犬は、目や耳や手足に障害のある方の生活をお手伝いする「盲導犬」・「聴導犬」・「介助犬」のことであり、 身体障害者補助犬法に基づき認定された犬で、特別な訓練を受けています。
なお、ほじょ犬以外の動物(セラピー犬なども含む)の同伴はお断りしています。

ほじょ犬の種類
盲導犬
目の不自由な方が街なかを安全に歩けるようにサポートします。
胴に白または黄色のハーネス(胴輪)をつけています。
介助犬
手や足に障害のある方の日常の生活動作をサポートします。
『介助犬』と書かれた表示をつけています。
聴導犬
耳の不自由な方に、生活の中の必要な音を知らせます。
『聴導犬』と書かれた表示をつけています。
ほじょ犬について
ほじょ犬のユーザーは、責任をもってほじょ犬の行動を管理し、ほじょ犬の体を清潔に保ち、 健康に気を配っているため、ほじょ犬はきちんとしつけられた健康な犬です。
ほじょ犬は、ユーザーが指示した時に、指示した場所でしか排泄しないように、訓練されています。
ほじょ犬は、ユーザーの管理のもとで待機するよう訓練されています。
- ・レストランなど飲食店では、食事が終わるまでテーブルの下などで待機します。
- ・ホテルや旅館など宿泊施設では、上がり口や部屋の隅で待機します。
- ・電車・バス・タクシーなど公共交通機関では、シートなどを汚さないように、足もとで待機します。
ユーザーは、ブラッシングやシャンプーなどでほじょ犬の体を清潔に保ち、予防接種や検診を受けさせるよう努めています。
ほじょ犬を同伴して来院される方へ
ほじょ犬をご利用される方のご来院にあたっては、必要に応じて以下の点について確認をさせていただく場合があります。
「身体障害者補助犬健康管理手帳」の所持の有無
「身体障害者補助犬認定証」の所持の有無
予防接種の有無
院内のほじょ犬の同伴可能区域
院内のほじょ犬の同伴可能区域は以下のとおりです。
同伴可能区域
- ・1階ロビー(売店なども含む)
- ・各外来ブロック待合室、診察室
- ・4階以上の病棟(面会は、各病棟のデイルームでお願いします)
- ・病室(個室に限る)
上記以外の清潔等に十分な配慮が必要とされている下記の区域などは同伴をご遠慮願います。
- ・手術室
- ・救命救急センター、ICU、HCU
- ・未熟児室
- ・1階発熱外来待合室
- ・4階西病棟
- ・9階西病棟結核室エリア
- ・10階東病棟無菌室エリア
- ・感染症病棟
- ・腎センター
- ・通院治療センター
- ・各検査室
- ・放射線撮影室
- ・病室(個室以外)
- ・その他院長が定める区域
その他、同伴可能区域においても、安全管理上、スペース上、または近くに感染症やアレルギー のある患者さんがいる、犬を怖がる方がいるなど、状況により同伴をご遠慮いただく場合やほじ ょ犬を他の場所で待機いただく場合もありますので、ご了承願います。
ご入院の際は、ほじょ犬の同伴については事前に当院職員までご相談ください。
来院される皆さまへ
ほじょ犬は適切な健康管理と予防対策を講じられた犬であり、ほじょ犬ユーザーが行動管理していますので、来院者などにご迷惑をお掛けするようなことはありません。
ほじょ犬はユーザーの身体の一部です。ほじょ犬ユーザーがハーネス(胴輪)や表示をつけたほじょ犬を同伴している時、 そのほじょ犬は「仕事中」です。仕事中のほじょ犬には話しかけたり、じっと見つめたり、 勝手に触ったりして気を引く行為はせずに、あたたかく静かに見守ってください。
ほじょ犬には食べ物(エサ)や水を与えないでください。ほじょ犬ユーザーは、与える食事や水の量、時刻から犬の排泄や健康を管理しています。
犬のアレルギーがある方は、職員にお申し出ください。
その他、お気づきの点がありましたら、ご遠慮せずに職員までお申し出ください。
リンク
厚生労働省 身体障害者補助犬のページへ (外部リンク)