診療科・部門紹介

腎センター

診療内容

腎代替療法には、大きく血液透析・腹膜透析・腎移植の3つの治療があります。
それぞれ特徴があり、その特徴をよく理解し、病状や生活スタイルにあった治療を主治医と相談の上で選択することが重要なポイントとなります。
腎センターでは、血液透析導入/維持、腹膜透析導入/維持、在宅血液透析導入/維持、SMAP外来、腎臓病教室、腎移植登録などを行っています。
医師3名、看護師7名、臨床工学技士4名の計14名で構成されています。

腎センターへのメール

血液透析(HD)

16床2クール体制で急性期・慢性期の血液透析を行っています。また、緊急透析にも24時間対応しています。

血液透析は、血液を体外に引き出し、これを浄化する部分である人工腎臓(ダイアライザー)に誘導し、老廃物を取り除く治療です。ダイアライザーでは、毒素、老廃物、水分の除去、また電解質、重炭酸等の調整が行われます。

一般的な治療回数は週3回で、1回の治療に要する時間は約4時間程です。

腹膜透析(PD)

全国では普及率の低い腹膜透析ですが、当院では積極的に導入しています。

腹膜透析は、腹部に埋めこんだ特殊なチューブを使って、腹腔内に透析液を入れ、腹膜を介して水や老廃物を取り除く治療です。

約4~8時間毎の透析液交換が必要ですが、24時間連続して透析を行なうCAPD(連続携行式腹膜透析)と、寝ている間に機器が自動的に透析液の交換を行うAPD(自動腹膜透析)があります。

また、透析が充分ではなく、毒素がとりきれない場合には、血液透析をあわせた治療も行っています。

在宅血液透析(HHD)

透析装置を自宅に設置し、患者さん自身で行う血液透析です。当院では2001年より在宅血液透析を導入しています。

仕事や家庭生活に合わせた透析ができ、長時間透析ができることが最大のメリットとなります。安全に透析が行えるよう知識・技術習得の教育期間が必要ですが、医師、看護師、臨床工学技士が支援しています。またトラブル時には、24時間いつでも連絡がとれる体制を整えていますので安心して透析を行うことができます。

特殊血液浄化

血液浄化とは、体内の血液を採って、きれいにして再び体内へ返すことです。

採った血液は回路を流れ、フィルターで病因物質を除去するしくみです。

臨床工学技士はこの治療法に使用する機器の操作及び保守管理を行い、血漿交換・吸着、LCAP、CART、VRAD、DFPP等医師の指示に応じて様々な血液浄化に対応しています。

現在では年間約80症例の血液浄化業務を行っています。

SMAP外来

従来の腹膜透析の手術ではカテーテル挿入術を行ってすぐに治療を開始する方法がとられていましたが、近年、カテーテルの埋没とカテーテルの取り出しを2期に分けて段階的に行うSMAP法が行われるようになりました。

SMAP法では、カテーテルがあらかじめ埋没されているので、透析治療が必要な時期にすぐに治療を開始できるといった利点があります。また、埋没期間中に手術での傷口が治癒することで、感染症などの発症頻度が少なくなります。 透析導入を計画的に行えることで、患者さんの生活・仕事などを考慮した入院が可能です。

腎移植

改正臓器移植法が平成22年1月17日より施行され、ご本人の臓器提供の意思が不明な場合も、ご家族の承諾があれば臓器提供できるようになりました。これにより、15歳未満の方から脳死下での臓器提供も可能になりました。今後さらに臓器提供が増加し、移植手術が増えると予想されます。

当院ではおもに献腎移植を希望する患者さんの登録や腎移植ドナーの提供などを行っています。

腎臓病教室(ほじほじの会)

腎臓病教室(ほじほじの会)

実績

透析療法は長くつき合う治療法で生活と大きく関わってきます。そのため当院では、ご本人およびご家族のライフスタイルあった治療法を選択出来るをこと目指しています。腎代替療法に関して、すべての治療法が選択できる体制を整えています。

腎代替療法の実績

スタッフ紹介

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