診療科・部門紹介

診療内容

腎臓(おしっこの病気)

おしっこの病気は尿路感染症を除くと小児ではたとえ重篤でも比較的自覚症状に乏しく、いわゆる「元気だから大丈夫」という原則があてはまりません。尿に異常がある場合は元気そうに見えても必要十分な精査と治療が重要です。

腎炎

学校検尿などで偶然発見される尿異常から浮腫や肉眼的血尿呈する場合など様々な種類、重症度の腎炎があります。尿検査、血液検査、画像診断、さらに必要に応じて腎生検(組織検査)を行い確定診断を図り、治療方針を決定しています。
特にたんぱく尿は自覚症状がなくても予後不良の徴候の場合が多く、早期診断をお勧めしています

腎臓の奇形

小児期の腎不全の原因第1位です。
胎児期から指摘されている場合もありますが、膀胱逆流現象のように出生後の尿路感染などで発見される場合も多くみられます。エコー等画像診断が必須です。外科的治療も必要な場合、香川大学、こどもとおとなの医療センター、岡山大学、岡山医療センターなどの小児外科と連携しています。

尿路感染症

乳児に最も多い細菌感染症です。大半で発熱が主訴となり、敗血症に至る場合もあります。基礎疾患があることが多く、その確認が長期予後に重要です。

夜尿症(おねしょ)

5歳以上で週2回以上おねしょがある場合、夜尿症と診断します。
膀胱機能の未熟性によると考えられていますが、その他の器質的異常が関係する場合もあります。年令とともに改善する場合が多いですが精神的負担となることもあり、ご家族・本人とご相談の上で治療介入を行っています。
夜尿のタイプに合った治療をすることが重要と考えています。

循環器疾患(心臓などの病気、生活習慣病も含む)

対象疾患

先天性、後天性の心疾患、不整脈、川崎病などだけでなく、全ての心臓に関わる疾患を診ております。
また心臓関連だけでなく生活習慣病などについてもご相談ください。

受診対象年齢

赤ちゃんから高校生までですが、成人の方についても特に先天性心疾患をお持ちの場合(又は過去にお持ちの場合)にはお気軽にご相談ください。

受付日時

毎週、月曜日午後と木曜日午後が循環器専門外来ではありますが、それ以外の曜日でもいつでも小児科外来か岡本吉生医師まで直接ご相談ください。(平成25年4月から岡本吉生医師(小児循環専門医、超音波専門医)が担当)

他施設との連携

各疾患分野の全国のプロフェッショナル(小児だけでなく成人、心臓外科、内科問わず)と常にコンサルトしながら、国内最高レベルの医療を提供致します。さらに必要であれば、各疾患分野における現時点での最高レベルの治療を行っている施設へのご紹介もさせて頂きます。
【紹介先の例】
  香川こども病院、岡山大学、広島市民病院、愛媛大学、倉敷中央病院、兵庫こども病院
  国立循環器病センター、大阪市立総合医療センター、近畿大学、東京女子医大、日本医大など

その他

生徒や園児に関することなど学校関係者の方のご相談も承ります。
(AEDの使用法も含めた救命処置法など)

内分泌(ホルモンの病気)

内分泌(ホルモン)の疾患に関しては主として佐藤医師が担当しています。
低身長(男女別の年齢に対応した平均値から標準偏差の2倍以上の開きのある身長である状態)を指摘された場合や、疑いがある場合など外来にてご相談下さい。症状に応じて成長ホルモン補充療法の適応がありそうかの判断や適応を判断する負荷試験を予定させていただくなどの対応を致します。
その他ホルモンに関連した疾患に関しての対応を致します。

神経(脳・末梢神経の病気)

神経の疾患に関しては主として佐藤医師が担当して小児のてんかんや熱性痙攣を中心に診療しています。年間800例前後の脳波検査をおこなっており、脳波所見と症状から適切な発作予防法・痙攣予防薬の選択・生活指導などを行います。

アレルギー

アレルギー疾患を有するお子さんは増加傾向にあり、長期的な管理を要するなど一般外来だけでは対応しづらい場合を中心として予約外来を行っています。
アレルギー外来では、食物アレルギー、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎・結膜炎などに対して、各種ガイドラインなどに準じて診療を行っていますが、とくに食物アレルギーでは必要に応じて食物負荷試験を行い、診断・治療を行っています。
はっきりと診断されてはいないがアレルギーが疑われる場合にも積極的に対応させていただいていますので、お気軽に御相談ください。

新生児医療

当院産婦人科出生のハイリスク分娩を含めてすべての出産に対応しています。
また入院を要さない症例でも全例小児科医が診察をしており、必要に応じて専門医施設への紹介などを迅速に行っております。新生児ケアユニットは新たに10床となり、HFO(高頻度振動換気)、人工呼吸器、簡易ABR等備え、早く小さく産まれた赤ちゃんや、体重はあるものの仮死で出生の赤ちゃん、その他病気の赤ちゃんの治療に当たっています。
胎児エコーの専門医や心臓超音波の専門医も常駐し出生前より産婦人科と連携しています。
ハイリスク分娩では分娩前の看護師訪問も行っています。当院で分娩されるお母さんが安心して出産・育児が出来るよう、スタッフ全員でサポートしています。


未熟児室新生児センター

乳児健診・予防接種、発達相談等

子どもたちの健やかな成長を支援するのも小児科としての役割と考えています。乳児健診、予防接種のほか、未熟児の発達健診、アレルギー児の予防接種も行っています。その他の育児上の相談等にも各慢性外来で対応しています。

予防接種

予防接種は原則予約制です。

火曜日と木曜日の午後:
 4種混合(DPT-IPV)、3種混合(DPT)、2種混合(DT)およびHib(インフルエンザ桿菌)
 プレベナー(肺炎球菌)
月曜午後:
 BCG,麻疹風疹、日本脳炎、ポリオ その他の任意接種(HB、ロタ、インフルエンザ等)
個別接種(曜日未定):
 シナジス(RS予防 未熟児・早産児・先天性心疾患児対象)

海外渡航目的の特殊接種は原則行っていません。
ご家族の希望で同時接種も単独接種も行っています。
卵アレルギー等の方の皮下テスト、分割接種にも対応しています。
(当科アレルギー外来でご相談下さい)

その他ひとりひとりのお子様に会わせた接種スケジュールの相談にも応じておりますので、詳細は小児科外来にお問い合わせ下さい。

乳児検診

乳児検診は原則予約制です。
金曜日午後のほか、1ヶ月検診は月曜午後も行っています。また1歳検診は歯科検診も含めて水曜日午後行っています。未熟児等で出生の場合の検診は個別に行っています。

育児相談、発達相談、こころの相談

乳児検診、神経外来、その他一般外来でご相談下さい。
言語の遅れについては当院リハビリ科と連携しています。

生活習慣病健診

高松市では小中学生対象に生活習慣病健診が行われています。
小児期の肥満や高脂血症等が成人の生活習慣病に繋がることが危惧されており、きちんとした管理と観察が必要です。内分泌外来・循環器外来を中心に診療しています。

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